小説　１日で１冊読破も　山岸奈津美（１６）

2011年3月10日

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山岸奈津美さん

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　小説が好きで、小学生の頃から様々なジャンルを読んでいます。読み出したら止まらなくなって、１日で１冊、一気に読破してしまうことも。

　今は山田悠介さんの作品にはまっていて、印象に残っているのが「リアル鬼ごっこ」。ある国の王様が「自分以外の『佐藤』姓はいらない」と言い出して、全国の佐藤さんが捕まっていくという怖い話。でも、忘れられないのは、主人公の男子大学生と妹が助け合いながら逃げるシーンです。

　私にも２人の弟がいて、互いにとても仲良しです。ゲームやベーゴマの「ベイブレード」など、３人の中で誰かが一つの趣味に凝り出すと、残る２人も影響され、みんなで楽しむようになるパターンが多いです。特に４月に小学生になる下の弟には小さい時からミルクをあげたり、保育園の送り迎えをしたり、色々と世話をしてきました。

　きょうだいの絆を感じられる小説に心ひかれるのもそんな理由からかも知れません。いつか小説の世界の面白さも弟たちに伝えてあげたいです。

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　やまぎし・なつみ　１９９４年、大阪府出身。ニックネームは「なつみん」。

　◆聞き手・阪本輝昭、藤橋一也

ツイッター・フォロワーからの質問へのお返事

: 【Ｑ】好きな色はなんですか？
〈Ａ〉ピンクと黄色です。ピンクは周りの人に合っていると言われてから好きになりました。洋服もついピンク色を選んでしまいます。黄色はニコちゃん（スマイリーフェイス）が好きなので。
【Ｑ】写真を撮影する時のお気に入りの角度は？
〈Ａ〉右斜め前からのカメラ目線です。自分で鏡をみながら「どこがいけてるかな」って研究しました。
【Ｑ】休みの日はどんなことをして過ごしていますか？
〈Ａ〉それはもう、何と言っても、読書と弟たちと遊ぶことです。

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